更年期障害ガイド

更年期障害の検査

更年期障害は自分で対処する方法を覚えることも大事ですが、その一方、病院で検査してもらう勇気を持つことも大切です。


ここでは、受診する科や更年期障害の検査内容について紹介しましょう。実際に検査してもらうと自分の症状も正確に把握できますし、何より適切な治療を受けることができるので、気持ちが楽になりますよ!

更年期障害は何科で診てもらう?

症状がつらく、病院で診てもらいたいけど何科に行けばいいのかわからないという人もいると思います。


もし、かかりつけの病院があるなら、そこで診てもらってもいいでしょう。はっきりとした自覚症状があるときは、まずそれぞれの症状にあった専門医に診てもらうことをおすすめします。

たとえば腰痛なら整形外科、動悸なら内科、うつ症状なら精神科か心療内科に行きましょう。


まず各科で精密検査をしてもらってください。そこでとくに異常がないと診断されて、しばらく様子を見ても痛みや不快感が治まらない場合は産婦人科を紹介してくれます。てっきり更年期障害と思っていたら違う病気だった…なんてこともありえます。

症状の種類や程度によっては各専門科での検査が最優先となります。


このように、はじめに受診した病院で産婦人科を紹介してもらうと安心ですよ。最近では「中高年女性外来」とか「中高年女性健康維持外来」などの中高年の女性向けに外来を設けている病院も少しずつ増えてきましたね。

血液検査

更年期障害の診断では第一に血液検査がとても重要になります。血液検査で女性ホルモンの濃度(量)を調べることで、診断できます。ホルモンの濃度(量)を測定して、更年期に一致するパターンかどうかを調べます。

エストロゲンの量が減ると、卵胞(らんぽう)刺激ホルモン(FSH)が増えます。


この状態が更年期特有であれば、閉経が近い合図になるわけです。それと同時に、ふつうの血液検査で高脂血症や肝機能障害があるかどうかについても調べてくれることがあります。

内診

内診はおもに産婦人科系の検査を行います。更年期障害の治療で「ホルモン補充療法」を行う場合には特に産婦人科系の検査を受けなければなりません。


更年期障害の症状に悩んでいても、この内診がイヤで検査を受けたがらない人がいますが、つらいのであればイヤがっている場合ではありませんよ!

検査内容は超音波などを使って、子宮筋腫などのうたがいはないか、子宮がはれていないか…など子宮と卵巣の状態を診断します。さらにホルモンがどのくらい不足しているのかも、ある程度知ることができるんですよ。このように、内診は更年期障害の治療方法を決めるためだけでなく、婦人科系の病気を早期発見するのにも役立ちます。

上記の子宮筋腫以外に子宮ガンや子宮内膜症、卵巣のう腫、卵巣ガンなどの診断も可能です。


どうしても診てもらうのに気が引ける…というときは、女性医師が診察する女性専門外来に行くか、または病院の受付でその旨を話して女性医師してもらうといいでしょう。

問診・「心理テスト」

最後の紹介になってしまいましたが、問診も大事な役割を果たします。


問診は病院によって、先生が直接色々聞く場合と用意された質問表に記入する場合とがありますが、いずれにしても次のようなことをあらかじめメモしておくといいですよ。あわせて「心理テスト」のこともお話します。

問診で聞かれること

1. 生年月日、職業、食事や運動などの生活習慣
2. いつ初潮がきたか
3. 出産年月
4. 生理周期(量についても)
5. 最近いつ生理がきたか
6. 今までにかかった病気と今かかっている病気
7. 飲んでいる薬やサプリメント
8. 家族の病歴
9. 今困っていたり、気になっている症状

更年期障害の検査で行われる「心理テスト」

神経症やうつなどの精神的な病気などの検査のため、心理テストを行うことがあります。


更年期には知らず知らずのうちに色んなストレスから、うつ状態になっていることも少なくありません。なので、心理テストの中で抑うつ度を調べたりもします。心理テストでその人の性格や不安・ストレスの大きさなどがわかります。


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